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2019年度 第7回 2月16日(日)実施

投稿日時: 2020/04/06 堀 公彦

小6クラス「省エネ」、中1クラス「雨粒」、中2クラス「人工衛星」についての授業をおこないました。

<小6クラス>

 「省エネ」という言葉はよく耳にしますが、一体どういうことでしょう?これを課題に授業に取り組みました。

 エキスパート活動では、実験を交えて活動しました。

A:白熱電球とエネルギー(白熱電球とLED電球の表面温度の比較)         

B:LED電球とエネルギー(豆電球とLED電球を手回し発電機で点灯させ電流や電圧を比較)

C:エネルギーの変換(手回し発電機2台を直接つなぎ、一方を10回転させるともう一方は何回回転するか)

 実験を通してエネルギーの変換やロスを実感することで、資料の内容の理解が深まり、次の活動につなげることができました。

 ジグソー活動では、資料の内容を実験結果を踏まえて説明し、課題をより分かりやすく説明する答えを作ることができました。

 

<中1クラス>

 課題は、「雨粒の落ち始めから地上にとどくまでの運動のようすはどうなっているのだろう?」でした。

①落ち始めから地上まで同じ速さで落ちてくる。

②落ち始めからだんだん速くなりながら落ちてくる。

③落ち始めからだんだん遅くなりながら落ちてくる。

④落ち始めからだんだん速くなるが、ある速さからはその速さを維持して落ちてくる。

⑤落ち始めからだんだん速くなるが、ある速さからはだんだん遅くなりながら落ちてくる。

5つの選択肢から正解を選び、その理由を考えます。 

 エキスパート活動では、A:運動と空気抵抗 B:物体に働く2つの力 C:重力による落下運動 について、資料を参考にしながら、鍵となる空気抵抗や力の合成と運動の変化、重力などの知識を獲得していきました。

 ジグソー活動では、それぞれの知識やキーワードを整理し、納得できる理由を考えることができました。

 

<中2クラス>

 課題は人工衛星「ひまわり」です。

「人工衛星『ひまわり』は、どうして毎日24時間日本の天気を観測し続けられるのだろう?」

 かなり難しい課題となりましたが、うまくコミュニケーションをはかりながら課題に取り組みました。

 エキスパート活動では、A:人工衛星の仕組み B:地球の自転 C:万有引力の法則 について、理解をしていきました。

 ジグソー活動では、3つのポイントを提示して、考えるポイントを絞りました。

①どこから観測している?

②どうして同じところを同じように観測し続けられるの?

③動力は?なぜ落ちてこない?

お互いに分かっていること、分からないことを言葉にしながら、考えを1つずつ整理して、納得のいく答えを見つけることができました。