一人ひとりの子どもが何を,どう学ぶのかについてほとんど何も知らない

中でも切実度を増しつつあるのが授業中の,一人ひとりの学び手の,学習過程の悉皆データの収集,編集,分析である.これがまだないということは,私たちは実は一人ひとりの子どもが何を,どう学ぶのかについてほとんど何も知らないことを意味する可能性がある.それで「次の学びを展開する」のは,相当無理がある.そのことの意味を,今もう一度噛み締めながら,今日ここに集まって下さった皆さんと一緒に,次にできることを探って行きたい.
三宅なほみ (2013).「持続的に発展する実践研究」, 日本教育工学会第29回大会講演論文集. (招待講演)

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