東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構について

 「小中高等学校の先生方に、大学から生まれる新しい知識やその教育方法を発信し、社会人の協力も得て、みんなで教育の質を高めること」及び「その目標に賛同する大学・機関で作るコンソーシアムの活動を推進すること」の2つの目標の達成に向けて、平成20年11月、東京大学に、大学発教育支援コンソーシアム推進機構が設立されました。

 

活動趣旨

推進機構は、その中心的な活動として、人とかかわり合いながら人が賢くなる過程を見極め支援して、教育の質を高めます。

推進機構では、情報の提供やwikiを使ってのやり取りに加えて、実際に協調的な学び合いを体験したり、授業を実践評価してより質の高い学びを引き出し合ったりする新しい実践にも取り組んでいます。

推進機構は同時に、このようなかかわりを推進している大学間の連携をとりまとめ、広く一般の社会人の方々とも深くかかわり合いながら教育の質を高める基盤としての役割を果たします。

  1. 知の素材提供…東京大学やその他の機関等で開発・研究された先端知のうち、小中高等学校で利用しやすいものを一覧にして提供しています
  2. 体験型ワークショップ・研修開催…「人はいかに学ぶか」をテーマに「学び合い」を体験できる機会を、現役教員や教育関係者、一般向けに提供しています。学校や教育委員会での研修も開催することがあります。
  3. 協調学習を中心とした授業改善を目指す連携…学会や産業界がそれぞれ独自に展開している教育支援を目指した動きとも連携し、21世紀に必要とされる「活用できる知識」の獲得を目指した「協調学習」の授業づくりを支えるプロジェクトを行っています。
  4. ポータルサイトによる情報提供…上述の素材や、ワークショップで利用した資料やその具体的な使用例の紹介などを掲載するポータルサイトを運営。学習科学に関する情報提供やこれからの教材電子化を先導する試みについての発信なども行っていきます。

推進機構の組織

組織図

東京大学における小中高支援の取組みの実践と、コンソーシアム取りまとめの2つの目的を推進するため、平成20年11月に、東京大学に「大学発教育支援コンソーシアム推進機構」が設立されました。

この、推進機構の支援を行うため、東京大学高大接続研究開発センターに「大学発教育支援コンソーシアム連携部門」が置かれています。

メンバー (2017.1.1現在)

東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構

機構長

白水 始

東京大学高大接続研究開発センター・教授

副機構長

鈴木 真二

東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻・教授

齊藤 萌木

東京大学高大接続研究開発センター・特任助教

飯窪 真也

東京大学高大接続研究開発センター・特任助教

職員

支援スタッフ(総務担当)

土佐 優子(東京大学高大接続研究開発センター)

支援スタッフ(会計担当)

青木 みち子(東京大学高大接続研究開発センター)

支援スタッフ(外部資金担当)

駒崎 由紀(東京大学高大接続研究開発センター)

支援スタッフ(ICT担当)

中山 隆弘(東京大学高大接続研究開発センター)

支援スタッフ

浜岡 真澄(東京大学高大接続研究開発センター)

協力研究員

協力研究員

神部 美夫

小原 聡

坂本 篤史

杉山 二季

藤井 春彦

堀 尚人

益川 弘如

三宅 芳雄

森田 智幸

アシスタント

特任研究員

今泉 友里(東京大学高大接続研究開発センター)

リサーチアシスタント

相良 好美(大学院教育学研究科 博士課程)

福田 優一(大学院学際情報学府 博士課程)

茂野 賢治(大学院教育学研究科 博士課程)

ジョソンミン(大学院工学系研究科 博士課程)

サイトデザイン・構成

サイト設計

安斎 利洋(システムアーティスト)

デザイン

中村 理恵子(アーティスト)