大学発教育支援コンソーシアム Consortium for Renovating Education of the Future (CoREF)

参加機関・大学

名古屋大学

名古屋大学コンソーシアムサイト:
http://www.educa.nagoya-u.ac.jp/faculty/ueda/CoREFHP/index.html

【平成21~22年度】 高校・大学連携理科教育の活性化と本プログラムによる高校・大学の円滑な接続、さらに高校生の独創性や国際性を高めるような指導方法の研究開発を目指しました。

【平成23年度】 高大連携の改善など、主として中等教育改革に関する学校内外のさまざまな実践を集約して分析し、高校・大学間の連携関係を構築しつつその共有化を図り、改革実践の促進に貢献します。

平成21年度の取組

(1)現在の高等教育の内容を踏まえつつ、特定分野の最新の研究成果、先端知について名古屋大学教員、大学院生、高校教員との共同作業により、高校理科教育の副読本的な位置づけで、ブックレットを作成しました。平成21年度は、生物と地学から「海底プレートの動きを探る」、「地球の歴史と生命の歴史」、「植物の受精の瞬間をとらえる」、「動物の受精卵の謎をさぐる」というテーマを選び、DVDを製作しました。

(2) 理学研究科の附属施設菅島臨海実験所で、夏休みに高校生向けの臨海実習を行いました。平成21年度は、「ウニ胚の割球の分離実習」と「割球の分離による発生への影響」のテーマで行いました。

(3) 名古屋大学教員と大学院生の協力により、高校教員と現役高校生が先端知に触れるような講義、討論会、研究を実施しました。平成21年度は、SSH中核的拠点育成プログラム自然科学部交流会を、名古屋大学で開催しました。本交流会は、高校生のポスター発表に対して名古屋大学の教官と大学院生が直接アドバイスをするものです。本交流会のポスター発表は、通常の科学コンテストとは違う発想で、自分達で研究をしてうまくいかなかった点について質問する会と位置づけました。自然科学研究に取り組んでいる愛知県内の高校生104名と引率教員29名が参加しました。

平成22年度の取組

(1) 現在の高等教育の内容を踏まえつつ、特定分野の最新の研究成果、先端知について名古屋大学教員、大学院生、高校教員との共同作業により、高校理科教育の副読本的な位置づけで、ブックレットを作成しました。平成22年度は、数学と化学から「フラクタル図形」、「微分方程式と流体の方程式」、「有機無機複合物質で電池を作る」、「有機物で機能性物質を作る」というテーマを選び、DVDを製作しました。

(2) 理学研究科の附属施設菅島臨海実験所で、夏休みに高校生向けの臨海実習を行いました。本年度は、「磯採集とウニの発生観察」を行いました。

(3) 名古屋大学教員と大学院生の協力により、高校教員と現役高校生が先端知に触れるような講義、討論会、研究を実施しました。平成22年度は、SSH中核的拠点育成プログラム自然科学部交流会を、「科学三昧」の中で実施しました。本交流会は、高校生のポスター発表に対して名古屋大学の教官と大学院生が直接アドバイスをするものです。本交流会のポスター発表は、通常の科学コンテストとは違う発想で、自分達で研究をしてうまくいかなかった点について質問する会と位置づけました。ポスター発表は17校から43件、高校生152名104名と引率教員が参加しました。

これらの取組により、高校生は知的好奇心に支えられた学習又は進学への動機付けになりました。また、高校教員にとっては最先端の研究成果に関わることにより専門分野のスキルアップに資することができました。大学においては、研究成果を活用した社会貢献につながるとともに、大学院生を参加させることにより、「教える」ことの難しさ、楽しさを経験する貴重な実践的機会となりました。

平成23年度の取組

中等教育の現状に対する問題意識をもって、その改善を図ろうとしている学校、あるいは学年、教科、教科外領域のレベルでの実践事例を幅広く集約し、名古屋大学の教員、大学院生等と実践現場との交流のもとで、それらの到達点と課題を多角的に分析することによって、そこで蓄えられたノウハウ等を可視化し、先のような改革実践を進めようとしている学校に発信します。

その際、そうした中等教育改革を早くから進めてきている教育学部附属学校において蓄積されてきた経験を分析、活用するようにします。

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