埼玉県との連携の様子 2010年度の活動の様子

埼玉県「県立高校学力向上基盤形成事業」―大きな自治体内の多様な学校との連携―

第1回学力向上推進協議会及び全体研究会

6月2日(水)に埼玉県立浦和高校を会場にして、キックオフの会議とイベントを行いました。
概要は以下の通りです。

  • 開会行事
  • 講義「協調学習の目指すもの」
    推進機構副機構長 三宅なほみ教授
  • 研修推進委員の協調学習ミニ体験
  • 模擬授業の実施(協力;浦和高校の生徒の皆さん)
    三宅なほみ教授・佐々木美智子 埼玉県立総合教育センター指導主事
  • 閉会行事

詳しい様子は、「埼玉県・県立高校学力向上基盤形成事業サイト」(外部サイト)をご覧下さい。

第2回全体研究会

7月10日(土)午後 東京大学本郷キャンパス経済学研究学術棟・小島ホールを会場にして、
第2回の全体研究会を行いました。概要は以下の通りです。

  • ウォームアップ
    雲のできる仕組みを人に教えるとしたら、どんな風に教える?
    話し合うことは学習にどう役立つか
  • 「雲はどのようにしてできるか」のワークショップ体験
    エキスパート活動→・ジグソー活動→・クロストーク
  • 「雲はどのようにしてできるか」の教材を改善するとしたらどうしますか?
    ジグソー活動
  • 高校での授業例について協議
  • 「ジグソー型のどういう特徴が協調学習を可能にする学習環境を用意しうるか」のワークショップ
    エキスパート活動→・ジグソー活動→・クロストーク
  • 事務連絡・教科部会

詳しい様子は、「埼玉県・県立高校学力向上基盤形成事業サイト」(外部サイト)をご覧下さい。

第3回全体研究会

7月31日(土)午後 東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングスタジオを会場にして、
第3回の全体研究会を行いました。概要は以下の通りです。

  • ウォームアップ
    こんな教材で協調学習の授業をやりたい、といわれたら、どうでしょうか?
    「世界の国々の人口」「世界の国々の面積」「世界の国々の人口密度」
  • ワークショップ
    同僚から、協調学習について、このように尋ねられたら、あなたならどう答えますか?
    エキスパート活動→ジグソー活動
  • プロジェクト活動
    ウォームアップの教材で、中心となる問い、問いと対応する教材を考えて下さい。
  • 各教科で持ち寄った教材の検討
    「授業の柱となる問いは?」「柱となる問いにアプローチするための資料が準備されているか」
    の観点で検討して下さい。
  • 事務連絡・教科部会

詳しい様子は、「埼玉県・県立高校学力向上基盤形成事業サイト」(外部サイト)をご覧下さい。

CoREF×埼玉県「県立高校学力向上基盤形成事業」平成22年度報告会

平成23年1月29日(土)に埼玉県桶川市にある桶川市民ホール・さいたま文学館を会場にして、
第2回学力向上推進協議会及び第4回全体研究会として平成22年度報告会を行いました。概要は以下の通りです。

  • 開会挨拶
    埼玉県教育委員会教育長
  • 報告
    「協調学習の概要について」三宅なほみ
  • 対談
    「高校生が学びのことばを取り戻すために~認知科学と学習科学から~」
    橋田浩一(独立行政法人産業技術総合研究所 者会知能技術研究ラボ長)×三宅なほみ
  • ビデオによる授業実践の解説
    ①国語「高瀬舟」「歌物語を作ろう」を題材に
    ②理科「染色体地図」を題材に
    ③英語「カレンダーはなぜ必要か」を題材に
  • 担当教員等による教科別ラウンドテーブル
  • 協調学習体験型ミニワークショップ

詳しい様子は、「埼玉県・学力向上基盤形成事業サイト」(外部サイト)をご覧下さい。

平成22年度活動報告書

自治体との連携による協調学習の授業づくりプロジェクト 平成22年度活動報告書「協調が生む学びの多様性」
として、平成22年度の活動を報告書にまとめました。概要は以下の通りです。

  • 第1部 基礎概要編
    第1章 協調的な学習の仕組み
    第2章 「協調学習」を目指した授業づくり
    第3章 連携の枠組み
    第4章 自治体の振り返り
    第5章 実践の分析
  • 第2部 実績編
    第1章 実践の結果一覧
    第2章 授業者の振り返り
    第3章 教材集
    平成23年度の予定

    平成22年度報告会や活動報告書などにより、大変多くの先生方に興味をお持ちいただきました。
    その結果、県立高校学力向上基盤形成事業に参加する研究指定校、研究推進委員の先生方が倍増しそうです。
    この先生方とともに、教材の開発・改善を加速させ、先生方と一緒に授業作りを考えていきます。